会社情報
会社情報 > 勇払LPガス製造所

勇払LPガス製造所

 

概要

石油・天然ガスの開発において、原油の処理に伴って発生する低圧余剰ガスは、圧力が低くかつ不安定で有効利用が非常に難しく、焼却処分されるケースが数多くあり、炭酸ガス(温室効果ガス)の排出源のひとつとなっています。石油資源開発株式会社勇払プラントにおいても同様のガスが発生し、やむを得ず焼却処分されていました。そこで、温室効果ガスの排出削減および低圧余剰ガスの有効利用を目的とし、同社が「勇払CO2削減設備」として建設を開始し、性能保証運転を行った後、平成23年7月に当社が設備の譲渡を受け、「勇払LPガス製造所」として操業を開始しました。

設備概要

当製造所は、石油資源開発株式会社勇払プラントにて発生した低圧余剰ガスからLPGを回収し、高純度のLPG製品(プロパン、ブタン、イソブタン)や石油製品(ペンタン、原油)を製造し、ローリー等で出荷する設備です。一方、LPG回収時に発生したメタンやエタンを多く含むガスは、当製造所や勇払プラント内で燃料として有効利用され、低圧余剰ガスは、余すことなく利用することができます。

設備構成

設備全体フロー

(1) 液化設備

勇払プラントより移送された原料ガスを昇圧・冷却し、LPG原料として回収します。一方、LPG回収時に発生したメタンやエタンを多く含むガスは、ガスホルダに貯えられた後、燃料として有効利用されます。

(2) 蒸留設備

回収されたLPG原料は、サージドラムで貯えられた後、脱エタン塔、脱プロパン塔、脱ブタン塔、脱イソブタン塔、脱ペンタン塔の5塔の蒸留塔にて、各々の製品に分離精製されます。

(3) 貯蔵・出荷設備

蒸留塔にて分離精製されたLPG製品(プロパン、ブタン、イソブタン)は、枕型タンクに貯えられた後、ローリーにて北海道内及び本州のお客様にお届けしております。一方、石油製品(ペンタン、原油)は、縦型タンクに貯えられた後、コンテナ等で当社見附ガス化学工場や勇払プラントへ送られます。

LPG出荷設備
LPG出荷設備
  ペンタン出荷設備
ペンタン出荷設備