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勇払LNG製造所

 

概要

石油資源開発株式会社が操業する勇払ガスプラント(北海道苫小牧市)から産出する天然ガスを、パイプラインでは供給できない地域の皆様に液化天然ガス(LNG)として提供するために、天然ガスからLNGを製造する目的で同社が建設した日本で唯一の「LNG製造プラント」です。当社は平成15年4月より、当製造所を所有する石油資源開発株式会社からLNGの製造と出荷業務を受託しました。また、天然ガスの需要量増加に伴い、パイプラインによる天然ガスの供給安定のため、石油資源開発株式会社はLNG内航船受入基地を建設し、平成23年11月より運用を開始しました。当社は外部から調達したLNGの貯槽への受入れ作業、LNGの気化・送ガス作業も引き続き受託しています。

■LNG(Liquefied Natural Gas)とは・・・
天然ガスは石油や石炭に比べCO2の排出が少なく環境に優しいエネルギーですが、輸送にはパイプラインを必要とします。LNGは天然ガスを約-162℃まで冷却し液化させたもので、気体の状態に比べてその体積が約600分の1になります。それによりタンクコンテナにて出荷または内航船による大量輸送・受入が可能になります。

LNGの製造と出荷

LNGプラントフローダイアグラム

事前に液化を阻害する天然ガス中の重質物や水分等の微量成分を前処理設備で除去した後、極低温まで冷却しLNGを製造します。液化の為の冷熱は窒素をガスタービン駆動の窒素圧縮機、コンパンダーおよび膨張弁を使用して「圧縮」、「膨張」させています。

なお、タンク貯蔵されたLNGはユーザーの需要にあわせ、タンクコンテナやタンクローリーに充填後、お客様へ出荷します。タンクコンテナを使用する場合は鉄道輸送が可能で、遠隔地のお客様まで安定して供給を行っております。

LNG生産能力は350t/日(冬期条件)、LNG貯蔵能力は2,500t、出荷設備能力は1アイランド当り20t/時間で5アイランド保有しています。

LNGコンテナの貨車輸送
LNGコンテナの貨車輸送
LNG貯槽と液化設備
LNG貯槽と液化設備

LNG内航船受入とLNG気化

外部調達したLNGは内航船受入貯槽(2,700KL)に一旦貯えられた後、LNG払出ポンプにて送ガス幹線圧力以上まで昇圧されLNG気化器に送液されます。一方、気化器では温水を熱源、LPGを熱媒としたトライエックス式熱交換器にて、需給にあわせLNGを気化し送ガスします。

LNG内航船受入貯槽とLNG気化器・LNG内航船着岸・LNG内航船着岸
LNGプラント天然ガス液化・LNG内航船受入・気化ガス送ガスシステム